街中でばったり出逢うとかそういうのでなくとも、たとえば記憶のなかでかつてとは違った姿で再会するなどということもあるのだなあと知る。 それは発見というよりは、本来の姿を取り戻すというか、思い出す感覚に近いのかもしれない。 それまで一方向からし…

2014年12月10日（水） 山本精一×内橋和久 スペシャルDUO 於：得三 自分はギターを弾けないし、音楽についてどうこう云えるようなアレも無いのであるが、まあそれを差し引いても（というか、そうだからこそ）とにかくおもしろかった。 魔法を見てるようなもん…

「放蕩記」村山由佳 ずっと気になったまま未読だったのだけど、今秋文庫化されたのを機にようやく読めた。 覚悟はしてたけど、かなり精神を揺すぶられた。冒頭からして自分の母親にそっくりだ。普段は早読みなほうだけど、これだけは読了するのに一週間以上…