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特攻野郎Aチーム THE MOVIE

監督:ジョン・カーナハン

 

1980年代に日本でも放送され大人気だった米ドラマが映画になって帰ってきた!てやつです。Aチーム、ナイトライダーエアーウルフ、マイアミバイス。。小さかったのではっきりは憶えてないものの、これらのドラマは土曜か日曜の昼下がりによく見てました。

 

 この頃のテレビ愛知の日曜昼~夕方の枠が大好きで映画もトラウマになってるのが多いです。強烈に憶えてるのはワイルドバンチ、マニトウ、ザ・フライとか・・。未だにタイトルわからんけど、道にピアノ線が張ってあってバイクで走ってきた男の首がチョンパするやつ。あれなんの映画かなあ*。細部の記憶はないものの、なんかすげー面白い!というのは子ども心に焼き付いてます。相棒だのチーム男子だのにもえるようになった下地はここらにあるのかもしれません。

 

 なかでもナイトライダーエアーウルフ(ブルーサンダーも!)が好きで、ナイト2000(トランザム)とエアーウルフのラジコンが欲しくて欲しくてねだったけど買ってもらえなかったこととか未だに覚えてます。そんで代わりにブルーチップ(!)でゲトしたのが黒のスカイラインGTRだった。。つうかKITTがほしいよ、今の自分の車に搭載したい。そしたら東京どころか北海道でも車で行けんのに。ナイトライダーが好きで、自動車に性愛を感じるようになった人もいるらしい・・!バラードの「クラッシュ」よりすごいなそれ。吉田戦車の「軍人くん」にも飛行機と愛し合う男が出てきたね。

 

あ、どんどん話が逸れていく。。Aチームも好きだったけど基本キャラ設定くらいしか記憶にないので、映画はまっさらな気持ちで観ました。オープニングのエピソードで4人それぞれのキャラクタが分かりやすく提示され、(そーそー、こんな感じ!)キャラ紹介かつ後のストーリーにつながっていきます。でもってタイトルがバーンとくるころにはがっぷり心掴まれてました。終始笑いっぱなし。特にリーアム・ニーソンが好きなんでもう。ハンニバルってこんな知的キャラだったっけ?と思いましたが、ぶっとい葉巻くわえるとこがたまりません。

 

 他の3人もはまりまくってました。フェイスマン役の彼はハングオーバーの人なのかあ。ハングオーバー見損ねたのでDVDで見なきゃなあ。モンキーやコングは日本だけの名前だったのですねー。中盤まではほんっと面白かった。クライマックスまでくるとアクションシーンが食傷気味になってくるんですが、まあこういうもんですかね。悪役のキャラが途中で変わってっちゃって、ちょっと残念。中途半端に馬鹿なんやも。まっさらな気持ちで見たと書いたものの、私は頭から「Aチーム」だ!って思ってみているから違和感ないけど、初めて観る人はあれでチーム感わかるのかなあ?レンジャーのタトゥーだけで伝わる?タトゥーといえば、B.A.(コング)の拳はミスターTへのオマージュみたいですよ。やっぱオリジナルが好きな人向けかなあ。客層も見事に平均年齢40越え9割男性ひとり客でした。。

 

 あと、中途半端な恋愛エピソード要らん。もそっと軽いほうがいいんちゃうかな。エンディングはさも続編がありそうに終わるので次回作もあるといいなあ。エンドロールのあとちょっとしたサービスカットみたいのが出てくるんですが、あれってオリジナルの役者さんですよね?頭からっぽにしてビール飲んで楽しく観るのが一番です、なんかモーターヘッド聞きたくなる映画だ。「戦車の空中戦」や「3D映画」のシーンはぜひ劇場で。予告で流れた「ゾンビランド」が同系統でめさ楽しみであります。

 

*後日「マッドストーン」と判明。すっきりしたー。