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自殺とか自傷とか(このふたつは別かもしれないけど、つながってはいる)してしまう人のことを、ほんとにあほやなと思う。
断罪したり蔑んだりという意味ではなく、ものすごく共感して、共感するからこそあほやなと思う。
共感というのもあやしいもので、じっさい自分が自殺未遂をしたり身体に傷をつけた
ことはないが、それでもそこに至る気持ちはよくわかる気がする。
物理的にではないものの、こころには、自分でわざわざ傷をつけているような気が
するからだ。
そういう意味では、わたしにも自傷癖があると思う。
目に見えないからこそ、自分自身でも気がつかないことがある。
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直接、傷口に塗って炎症が治まったり、痛みがひいたりする薬ではなく、
日々、口にして、消化して、食べ続けることで滋養に変わる食べ物のような言葉がある。