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ここではないどこかはあるのか

ぼけっとしてる間に何ヶ月も経っていた。まあぼけっとなりに諸々やることはやっていたのではありますが。

 

どっか遠くにいきたい、はいつも思っていることだけど、ほんとにけっこう遠くに行ってきた。日本から出て心底「良いなー」と思うのは飛行機だ。何をおいても飛行機以外にない。現実に空を飛べるてやっぱりすごい。単純にすごい。

 

偶に飛ぶ夢を見るけれど(欲求不満の顕れだというのはほんまかいな)いつも落ちるんよな。。ま今こうして久しぶりに駄文をつらねることができるのも、飛ぶひとはおちなかったからです。←

 

窓からぐーぐるあーすみたいな本物の陸地など見下ろし「人がゴミのようだ」とお約束は言わずに(人は見えませんがー)、まさに「宇宙から見たらどーでもえーし」を実感できる。

普段からしょっちゅう長距離を移動しているひとは、考え方や捉え方の尺度が大きくなるのは当然だとしみじみ思う。だからこそ余計に書斎に宇宙をもてるひとにあこがれたりもするのだけど。

 

日本に比べたら随分と不便な生活を不便とも思わず(そこで生まれ育てば当然か)、日がな一日寝そべって観光客相手に店番してる人たち。動作も堂々マイペースで焦る姿をまず見ない。「わし等うまいもん食うてよ、マブいスケ抱くために生まれてきとるんじゃないの」と私のなかの大友がささやく(だいぶ違います)

もちろん日々の暮らしの不満や悩みや苦しみはあるのだろうけど、概して何事にも動じない。そういうかんじに憧れる気持ちもあるものの、やっぱりこの土地にだって、神経が細かくてこの大らかさに馴染めない人もいたりするんではないか、と要らん想像をしてみたり。

 

元来出不精ながら旅のいいところは、そのとき嫌だったり困ったことがあっても、帰ってきたら笑える思い出になってしまうことかなあ。トラブルのほうが印象に残る。生きること自体がほんとはそうなんだろうけど、つい忘れ日々の泡に埋没してしまう。

 

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